勉強中にスマホを触ってしまう人へ。意志力に頼らず集中を戻す7つの対処法

公開 ・ DopaDogs

結論

勉強中にスマホを触ってしまうときは、意志力で我慢するより、スマホを開くまでの手間を増やすほうが続けやすい方法です。具体的には、スマホを別の部屋に置く、通知を切る、ホーム画面からSNSを外す、アプリ制限で時間帯ごとにブロックする、の順に試すと効果を確かめながら進められます。

この記事の要点

  • スマホを触る原因は、通知と手の届く距離が作るきっかけにある

  • 対策の基本は、開くまでの手間を増やして無意識の起動を減らすこと

  • 物理的な隔離と通知オフは、今日から費用をかけずに始められる

  • 自分で解除しにくくしたい場合は、アプリ制限で時間帯ごとにブロックする

なぜ勉強中にスマホを触ってしまうのですか?

勉強中にスマホを触ってしまう主な原因は、通知や手の届く距離がきっかけになり、考える前に手が動くことです。意志の弱さだけが原因ではありません。

「勉強中にスマホを触ってしまう状態」とは、触ろうと決めていないのに、通知や手持ち無沙汰をきっかけにスマホを手に取り、アプリを開いてしまう状態です。

きっかけになりやすい場面

  • 問題が解けず、手が止まったとき
  • 通知の音やバイブが鳴ったとき
  • 1つの単元が終わり、区切りがついたとき
  • 机の上や手元にスマホが見えているとき

SNSや短い動画は、次の投稿や動画が自動で表示されます。「少しだけ」のつもりで開いても、自分で止めるタイミングを決めにくい作りです。

そのため、我慢する力を鍛えるより、きっかけそのものを減らすほうが現実的です。この記事では、きっかけを減らす方法と、開くまでの手間を増やす方法を合わせて7つ紹介します。

意志力に頼らない対処法には何がありますか?

意志力に頼らない対処法は、距離を離す、通知を減らす、画面を地味にする、時間で区切る、アプリを制限する、の5種類に分けられます。

7つの対処法を、始めやすさと強さで整理すると次のとおりです。

No. 対処法 種類 費用 解除のしやすさ
1 スマホを別の部屋に置く 距離 0円 取りに行けば使える
2 電源を切ってカバンにしまう 距離 0円 起動に時間がかかる
3 通知を切り、集中モードを使う 通知 0円 設定ですぐ戻せる
4 画面をグレースケールにする 画面 0円 設定ですぐ戻せる
5 ホーム画面からSNSを外す 画面 0円 検索すれば開ける
6 勉強と休憩の時間を区切る 時間 0円 自分のルール次第
7 アプリ制限でブロックする 制限 アプリによる 設定により解除しにくい

上から順に試し、効果が足りない場合に下の方法を足していく進め方をおすすめします。1つで解決しようとせず、2〜3個を組み合わせると、どれか1つが破られても残りで止まりやすくなります。

スマホを物理的に遠ざけるにはどうすればいいですか?

スマホを物理的に遠ざけるには、勉強する部屋とは別の部屋に置くか、電源を切ってカバンの奥にしまいます。手の届かない距離が最初の対策です。

対処法1:スマホを別の部屋に置く

勉強を始める前に、スマホを別の部屋に置いてから机に向かいます。取りに行くには立ち上がって移動する必要があるため、無意識に手を伸ばす回数が減ります。

  • 自宅なら、リビングや玄関に置く
  • 自習室や図書館なら、ロッカーに入れる
  • 家族と同居している場合は、勉強時間だけ預ける

対処法2:電源を切ってカバンにしまう

別の部屋に置けない場合は、電源を切ってカバンの奥にしまいます。電源を入れ直す手間があるだけで、「なんとなく見る」動作を止めるきっかけになります。

ただし、調べ物や学習アプリでスマホを使う人は、この方法だけでは続けにくくなります。その場合は、対処法5や対処法7のように、使うアプリと止めるアプリを分ける方法を合わせて使います。

通知と画面の誘惑を減らすにはどう設定すればいいですか?

通知と画面の誘惑を減らすには、勉強中の通知を止め、画面をグレースケールにし、SNSアプリをホーム画面から外します。どれもiPhoneの設定だけでできます。

対処法3:通知を切り、集中モードを使う

iPhoneの「集中モード」を使うと、許可した人やアプリ以外の通知を止められます。勉強時間に合わせてオンにすると、通知をきっかけにスマホを手に取る回数を減らせます。

  • SNS・動画・ゲームの通知は常にオフにする
  • 家族や学校など、必要な連絡だけ許可する
  • 勉強を始める時刻に自動でオンになるよう設定する

対処法4:画面をグレースケールにする

iPhoneの「アクセシビリティ」にあるカラーフィルタで、画面を白黒にできます。写真や動画のサムネイルが目立たなくなり、眺め続ける気持ちが起きにくくなる人もいます。

対処法5:ホーム画面からSNSを外す

SNSや動画アプリをホーム画面から外し、Appライブラリだけに置きます。アイコンが目に入らなくなるため、ロック解除のついでに開く動作を減らせます。さらに手間を増やしたい場合は、勉強期間だけログアウトしておく方法もあります。

勉強と休憩の時間はどう区切ればいいですか?

勉強と休憩は、25分勉強して5分休むなど、先に時間を決めて区切ります。スマホを見てよい時間を決めておくと、勉強中に触る理由が減ります。

対処法6:勉強と休憩の時間を区切る

「ポモドーロ・テクニック」とは、25分の作業と5分の休憩を1セットとして繰り返す時間管理の方法です。終わりの時刻が決まっているため、集中を保ちやすくなります。

区切り方 勉強 休憩 向いている人
短め 25分 5分 集中が続かない人
標準 50分 10分 1科目をまとめて進めたい人
長め 90分 15分 過去問を時間を計って解く人

スマホは休憩中だけに決める

  • 勉強中はスマホに触らず、休憩中だけ使ってよいルールにする
  • 休憩でSNSや動画を開くと延長しやすいため、タイマーを必ずセットする
  • 休憩が延びる日が続く場合は、休憩中もスマホを見ないルールに切り替える

タイマーにスマホを使うと、そのままSNSを開くきっかけになります。キッチンタイマーなど、スマホ以外の道具を使うと安全です。

アプリ制限で開くまでの手間を増やすにはどうすればいいですか?

アプリ制限とは、指定したアプリやWebサイトを時間帯や1日の上限でブロックする機能です。自分で解除しにくくしたい人に向いています。

対処法7:アプリ制限でブロックする

対処法1〜6を試しても、気づくとSNSを開いている場合は、アプリ制限を使います。開こうとした瞬間にブロック画面が表示されるため、無意識の起動を止めるきっかけになります。

iPhone標準機能と制限アプリの違い

項目 iPhone標準のスクリーンタイム 制限アプリ
費用 0円 アプリによる
1日の上限設定 できる アプリによる
時間帯ごとのブロック 休止時間で設定できる アプリによる
上限に達したとき 「制限を無視」で延長できる 解除を抑止する機能を持つアプリもある

iPhone標準の「App使用時間の制限」は、上限に達しても「制限を無視」を押すと使い続けられます。自分で設定した制限を自分ですぐ解除してしまう人は、解除しにくい設定ができる制限アプリを検討します。

設定のコツ

  • 勉強する時間帯だけSNS・動画・ゲームをブロックする
  • 受験期は、寝る前の時間帯もブロックの対象にする
  • 学習アプリや連絡アプリは、使えるように残しておく

自分に合う対策はどう選べばいいですか?

自分に合う対策は、スマホを触ってしまう場面から選びます。手元にあると触る人は距離を、通知で触る人は通知を、解除してしまう人は制限アプリを優先します。

スマホを触ってしまう場面ごとに、優先する対処法を整理しました。

よくある場面 優先する対処法
机の上にあると手に取ってしまう 1. 別の部屋に置く、2. 電源を切る
通知が鳴ると確認してしまう 3. 通知オフと集中モード
ロック解除のついでにSNSを開く 5. ホーム画面から外す
休憩のつもりが長引く 6. 時間を区切り、タイマーを使う
設定した制限を自分で解除してしまう 7. 解除しにくいアプリ制限

続けるための進め方

  1. 今日、1つだけ選んで試す
  2. 1週間続けて、スマホを触った場面をメモする
  3. 止まらなかった場面に合う対処法を1つ追加する

全部を一度に始めると、設定の手間で疲れて続かなくなります。勉強中にスマホを触ってしまう自分を責めるより、触れない環境を少しずつ作るほうが、勉強時間を確保しやすくなります。

よくある質問

意志の弱さだけが原因ではありません。通知や手の届く距離がきっかけになり、考える前に手が動くことが主な原因です。我慢より、きっかけを減らす環境づくりを優先すると続けやすくなります。

設定した上限を守れる人なら、標準機能で足ります。ただし「App使用時間の制限」は上限に達しても「制限を無視」で延長できるため、自分ですぐ解除してしまう人には解除しにくい制限アプリが向いています。

学習アプリや辞書など必要なアプリだけを残し、SNS・動画・ゲームをブロックする方法が合います。ホーム画面を勉強用アプリだけにするか、使えるアプリを指定できる制限アプリを使います。

意味はあります。期間を決めると始めやすく、試験までの勉強時間を確保しやすくなります。ただし直前に初めて試すと設定に慣れないため、数週間前から短い時間帯で試しておくと安心です。

DopaDogsは、SNSや動画、Webサイトを、時間帯や1日の上限を決めてブロックできるiPhone向けアプリです。学習や連絡に使うアプリだけを残す「使えるリスト」にも対応しており、Proではブロック中の解除やアプリ削除を抑止できます。勉強時間を守る方法の一つとして、[DopaDogsを App Store で見る](https://apps.apple.com/jp/app/id6776091181)から機能を確認できます。

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